模擬選挙が大幅増 福島県の高校、16年度実施予定は29校

 

 内堀雅雄知事と県教委が連携して教育政策を協議する「県総合教育会議」が10日、県庁で開かれた。県内の高校で行われている模擬選挙の実施状況が示され、本年度実施予定は29校で、満18歳以上に選挙年齢を引き下げる公職選挙法改正前の2014(平成26)年度と比べて実施校が大幅に増加していることが明らかになった。

 模擬選挙は県教委と県選管が連携し、12年度から行っている。各校で行われている模擬選挙について、委員から「投票の仕方など技術的な部分だけでなく選挙の歴史についても勉強すべき」「生徒会選挙など身近な例に置き換えて実施してみてはどうか」などと意見が出された。