いわき市選管、異議申し立て受理 市議選の票、27日に再点検

 

 11日投開票のいわき市議選で、1票差の次点で落選した岩井孝治氏(60)が票の再点検を求めた異議申し立てについて、いわき市選管は16日、申し立てを受理し、27日に再点検を行うことを決めた。再点検は市選管職員約30人が手作業で行う。

 同市議選は12万9270人が投票し、無効票1756票、持ち帰り票4票があった。岩井氏は13日、票の混入の可能性などを指摘し、当選効力に関して異議を申し出た。申し出が受理され、岩井氏は「再点検を受け入れていただきありがたい」と話した。

 同市議選は定数37に対し42人が立候補、岩井氏は2221票で最下位当選の2222票に1票差だった。