いわき市議選で選管、異議申し出棄却決定 再点検の結果踏まえ

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 9月11日投開票のいわき市議選で1票差の次点で落選した岩井孝治氏(61)から出された異議申し出について、いわき市選管は3日、投票再点検作業の結果を踏まえ、異議申し出を棄却した。

 同市議選で、岩井氏は2221票で最下位当選の田頭弘毅氏(43)の2222票に1票差だった。異議申し出を受け、同市選管が9月27日に再点検作業を行った結果、開票時から2票減って2219票となった。同市選管は田頭氏の得票数が変わらなかった結果と合わせて、岩井氏の異議申し出の棄却を決定した。

 同市選管は3日、岩井氏に対し、再点検作業の結果を説明した上で、棄却の決定書を手渡した。

 公選法では、市選管の棄却決定に不服がある場合、岩井氏は同日から21日以内に文書で県選管に審査を申し出ることができる。審査期限までに申し出がない場合、市選管の決定が確定する。岩井氏は福島民友新聞社の取材に対し「市選管の決定を受け入れたい」としている。

 市選管は再点検の結果、投票の混入や有効票判定に誤りがあった問題について「厳粛に受け止める」とした上で、開票作業の見直しや開票事務従事者の知識・技術向上など、再発防止策を講じる考えを示した。