勅使河原氏が不出馬意向 郡山市長選、現職は12月議会表明か

 

 来年4月の任期満了に伴う郡山市長選で、去就が注目されていた同市選出の県議勅使河原正之氏(64)=自民、3期=は27日、同市で開かれた後援会の会合で出馬しない考えを示した。

 勅使河原氏は会合でのあいさつで「来年4月の市長選には出馬せずに今の職務を全うする。県議として郡山の復興再生のために汗をかいていきたい」と述べた。

 同市長選をめぐっては、元同市技監の芳賀英次氏(61)が出馬の意思を示している。現職の品川萬里氏(71)は態度を明らかにしていないが、再選を目指し立候補するとの見方が強まっており、12月議会で表明するとみられる。