只見町長に無所属・菅家三雄氏 12年ぶり無投票で新人初当選

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万歳三唱し初当選を喜ぶ菅家氏(左)と妻三保子さん

 任期満了に伴う只見町長選は15日告示され、無所属で新人の元同町副町長菅家三雄(みつお)氏(70)のほかに立候補の届け出はなく、菅家氏が無投票で初当選を果たした。同町長選が無投票になるのは2004(平成16)年以来12年ぶり。

 菅家氏は、11年7月の新潟・福島豪雨で被災し一部区間が不通となっているJR只見線の早期復旧や地域経済の振興、少子化対策を講じる考えを強調した。

 当選証書付与式は21日午前9時30分から町役場で行われる。任期は12月16日から4年。

 菅家氏、副町長の実績に期待

 JR只見線の復旧や停滞する新庁舎建設計画などの課題が山積する中、元只見町副町長で町政に精通した菅家三雄氏(70)の手腕に対する町民の期待感が無投票当選という形で表れた。

 菅家氏は、副町長を務めた実績と実直な人柄が評価され、現職の目黒吉久氏(64)=2期=が9月に今期限りでの退任を表明した直後から、町商工会内などで擁立に向けた動きが本格化。議会内などでも支持が広がり、対抗馬を立てる動きは表面化しなかった。

 町のトップとして、菅家氏には難しい決断を求められる局面が早い時期に訪れそうだ。JR只見線についてJRは復旧案を示したが、地元の負担増を求める内容。資材高騰の影響で不落・不調が相次いだ新庁舎建設計画は、議会側が予定価格設定の甘さなどを指摘し「計画白紙」を求める声も上がる。菅家氏の対応を町民は注視している。