「西会津町長選」現新3人が立候補意思 17年8月4日任期満了

 

 来年8月4日の任期満了に伴う西会津町長選で、現職の伊藤勝氏(67)=2期=、新人で元副町長の薄友喜氏(68)、新人で元町経済振興課長の斎藤久氏(68)が19日までに、立候補の意思を固めた。福島民友新聞社の取材に対し、3氏がそれぞれ明らかにした。

 伊藤氏は「交流人口の拡大、教育を通じた人材育成など諸課題に引き続き取り組みたい」と述べた。12月議会で正式に立候補を表明する見通し。伊藤氏は西会津高卒。町議7期。2009(平成21)年の町長選で初当選した。

 薄氏は「町政の流れを変えたい。外に向かって町をアピールしていくことが求められている」と話した。薄氏は13年の前回の町長選に立候補した。喜多方商高(現喜多方桐桜高)卒。町の企画調整、総務各課長などを歴任した。

 斎藤氏は「仕事をつくり若者の定住と経済の活性化を図る。魅力ある農山村社会を実現させたい」と述べた。斎藤氏は喜多方高卒。1967(昭和42)年、町役場に入庁した。教育委員会教育次長、議会事務局長などを務めた。