現職・品川氏が出馬表明 郡山市長選、対抗馬の動き注目

 

 来年4月9日告示、同16日投票の郡山市長選で、現職の品川萬里氏(71)=1期=は7日、再選を目指し立候補することを表明した。

 現職の品川氏が出馬表明したことで、今後、対抗馬擁立の動きが活発になる可能性もある。郡山市長選を巡っては、元同市技監の芳賀英次氏(61)が出馬の意思を示している。また、市議会の最大会派創風会などの動向が注目される。

 品川氏は開会中の12月市議会の一般質問に答え、「優先度を図りながら課題を解決し市民、企業、団体が生活、活動しやすい環境づくりを引き続き進めることが私の使命。来年4月の市長選に出馬することを強く決意した」と意欲を示した。

 品川氏は東大法学部卒。郵政審議官、NTTデータ副社長、法大教授などを歴任。郡山市で小、中学生時代を過ごした。2009(平成21)年4月の郡山市長選に初出馬し、現職に敗れたが、13年4月の市長選で、現職を破り初当選した。