【郡山市長選】現職と2新人が選挙戦へ 支持の構図複雑化か

 

 任期満了は4月26日。選挙は4月9日告示、同16日投票で行われる。昨年12月に現職と新人2人が相次いで出馬を表明し、商都のかじ取り役を決める選挙戦の構図が固まってきた。

 現職の品川萬里氏(72)は昨年12月7日の12月議会一般質問で再選を目指し出馬することを表明。これを受け、前回市長選で品川氏の対立候補を推し、動向が注目されてきた最大会派・創風会は同月中に対抗馬を擁立する方針を決め、同28日の会議で、会派所属の市議で郡山市の元市民部長、浜津和子氏(63)を擁立することを決め、浜津氏は1月4日に正式表明した。

 一方、9月に出馬意思を示していた元同市技監の芳賀英次氏(61)も12月28日に出馬を正式表明した。

 現時点では、現市政に異を唱える新人2人が現職に挑む格好で、「一騎打ち」となった前回に比べて支持の構図が複雑化する可能性がある。支持獲得を巡り、各陣営の前哨戦が激化しそうだ。