本田福島県議が出馬意思 田村市長選、初の選挙戦の公算

 

 任期満了に伴い4月2日告示、同9日投開票で行われる田村市長選で、田村市・田村郡選出の県議本田仁一氏(54)=自民、2期=は4日、福島民友新聞社の取材に対し「より田村市のために働きたいと思う。地域の衰退にブレーキをかけたい」と述べ、立候補の意思を明らかにした。

 同市長選を巡っては、現職の冨塚宥暻氏(71)=無所属、3期=が立候補を表明しており、2005(平成17)年3月の町村合併に伴う市発足以降初の選挙戦となる公算が大きくなった。

 本田氏は2月定例県議会が開会予定の14日にも辞表を提出し、無所属で立候補する見通し。近く正式に表明する。