遠藤氏が委員長就任へ 福島県選挙管理委員、菊地氏は退任

 

 17日に開かれた2月定例県議会の最終本会議では、30日の任期満了に伴う県選挙管理委員の選挙が行われ、委員4人と補充員4人を決めた。委員長の菊地俊彦氏(71)=本宮市=は委員を退任する。後任の委員長には、新任委員で元県教育長の遠藤俊博氏(66)=福島市=が就任する見通し。

 新任は遠藤氏と自営業の瀬田弘子氏(54)=南会津町=の2人。弁護士の岩渕敬氏(68)=福島市、元県学校教育審議会委員の中野真理氏(61)=いわき市=は再任された。

 委員は就任後、4月上旬に開かれる委員会で委員長を互選する。委員長には、豊富な行政経験などを踏まえ、10期連続で県幹部の経験者が選ばれている。

 補充員は、第1順位が元県職員の鈴木義仁氏(64)=福島市、第2順位が弁護士の菅野浩司氏(53)=福島市、第3順位が会社役員の山本津也子氏(61)=塙町、第4順位が元県社会教育委員の高橋明子氏(60)=喜多方市。任期は委員、補充員ともに31日から4年。