郡山市長選・開票作業は1時間20分早く トラブルもなく終了

 
郡山総合体育館で行われた開票作業=16日午後9時35分ごろ

 開票作業は16日午後9時30分から郡山総合体育館で始まった。市職員526人が参加した作業に目立ったトラブルはなく、市長選は午後11時40分、市議補選は午前0時10分に確定が出された。開票作業が予定より1時間20分早く終了したことについて、選管担当者は「疑問の審査判読の事務作業が速やかに行われた結果」とした。

 富久山34%で最低 各地区の投票状況

 郡山市選挙管理委員会は17日、市長選の地区別投票状況を発表した。投票率は全地区で2013(平成25)年の前回を下回った。

 投票率が最も低かったのは富久山の34.04%で前回比7.37ポイント低下。次いで郡山(旧市内)の35.89%で前回より7.25ポイント下がった。最も低下幅が大きかったのは逢瀬で45.16%と、前回より8.81ポイント下がった。

 一方、投票率が最も高かったのは湖南の68.・57%で、唯一60%を超えた。次いで中田の51.85%だった。

 全体の男女別投票率は、男性37.65%で同6.65ポイント、女性38.44%で7.23ポイントそれぞれ低下した。