自民党いわき総支部が現職・清水氏の推薦決定 いわき市長選

 

 任期満了に伴い9月3日告示、同10日投票で行われるいわき市長選で、自民党いわき総支部は11日、いわき市で開いた拡大役員会で、立候補を表明している現職の清水敏男氏(53)=1期=と新人で元衆院議員の宇佐美登氏(50)から出された推薦願への対応を協議した。最終判断を青木稔総支部長に一任、清水氏の推薦を組織決定した。

 拡大役員会は非公開。総支部は清水氏の推薦について22年の党歴や活動貢献度を踏まえて決定、宇佐美氏については活動歴が党と対極にあるとして推薦を見送ったとしている。

 総支部は、党内から複数人が出馬して分裂選挙となった過去2回の市長選で推薦を見送ったが、今回は推薦願の受付期間を定めて、推薦を決めた。青木氏は「(推薦願の受付期間が10日と短期間であったことに)賛否はあったが、期限内に他に届け出がなかった以上、新たに推薦願を出す人はいないと判断した」と述べた。