元副町長・黒田氏が出馬表明へ 広野町長選、現職と選挙戦か

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 12月8日の任期満了に伴う広野町長選で、新人で元副町長の黒田耕喜氏(64)は26日、無所属で立候補する意思を固めた。現職の遠藤智氏(56)=1期=は町長選への態度を明らかにしていないが、周辺では再選出馬が有力視されており、選挙戦になる可能性が高い。

 黒田氏は福島民友新聞社の取材に「帰還した住民は中高年が多く、不安を抱えている。町民と対話しながら少子高齢化や子育て支援、農業振興、雇用創出などに取り組み、町民目線で新しいまちづくりを目指す」と意欲を示した。28日に記者会見して正式に表明する。

 黒田氏は広野町出身。双葉高卒。町総務課長、住民課長、教育次長などを歴任。2011年8月~13年12月、副町長を務めた。

 一方、遠藤氏は取材に対し「町民が古里で震災以前の生活を取り戻すため、残された任期の中で歩みを進めていく」と述べるにとどめ、進退への明言は避けた。 町長選は震災後2回目。8年ぶりの選挙戦となった前回は遠藤氏が現職を破り初当選を果たした。