「大玉村長選」終盤の情勢 押山氏と遠藤氏、激しい舌戦

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 任期満了に伴う大玉村長選は28日、投票まで残り2日間となり、24年ぶりの選挙戦が終盤に入った。届け出順にともに無所属で、再選を目指す現職の押山利一候補(67)=1期=と新人で前村議の遠藤勇雄候補(61)が激しい舌戦を繰り広げている。

 押山候補は「日本一村民に近い村政」を目指し、健全財政の堅持や子育て・高齢者支援策、人口増加対策、農業振興策など現村政で進める政策を訴え、支持拡大を図る。

 遠藤候補は「日本一の福祉の村」を目指し、子育て支援充実や保育所の待機児童解消、介護など福祉の充実、農業施策などを公約に掲げ、精力的な選挙活動を展開する。

 前回の村長選が行われた1993(平成5)年の投票率は93.66%だが、以降の国政選挙や村議選の投票率は下降傾向にある。両陣営は2015年の村議選の69.25%に近い65~75%台を予想する。県内で数少ない人口増加が続く同村では、「多くの転入者の投票行動も不透明」と頭を悩ます。

 大きな争点が見当たらない中、「継続」か「刷新」か、有権者にいかに明るい村の将来像を示せるかどうかが鍵になりそうだ。