「広野町長選」19日投開票 現新3氏が住みやすい環境など訴え

 

 任期満了に伴う広野町長選の投開票が19日に行われる。届け出順にいずれも無所属で、新人で元県職員の岡田秀平候補(68)と、新人で元副町長の黒田耕喜候補(65)、再選を目指す現職の遠藤智候補(56)=1期=が最終盤まで舌戦を繰り広げ、住みやすい環境づくりや復興の加速化に向けた施策を訴え、支持拡大を図っている。

 投票は19日午前7時~午後7時、町役場内の児童図書室と折木、下北迫両地区集会所の計3カ所で行われる。同日午後8時から、町中央体育館で開票される。

 東日本大震災後2度目の町長選では、東京電力福島第1原発事故による一時避難から8割の住民が帰還したことを踏まえ、生活環境の改善や地域再生に向けた取り組みについて、各候補の訴えが熱を帯びている。

 13日現在の有権者数は4280人(男性2232人、女性2048人)。