立候補予定の現元2氏が将来像示す 二本松市長選・公開討論会

 
人口減少社会での政策などを語る新野氏(右)と三保氏

 二本松市長選の立候補予定者による公開討論会が17日、同市で開かれ、現職の新野洋氏(66)=1期、元職の三保恵一氏(68)の2人がそれぞれの政策を訴えた。二本松青年会議所の主催。

 2人は大きく三つのテーマで質問に答えた。このうち人口減少社会での政策について新野氏は「地元に素晴らしい企業があることを明確にPRすることが必要」と主張。三保氏は「市内に魅力ある雇用の場を確保するために新たな企業誘致も不可欠」と述べた。

 二本松の魅力を発信し、観光客を今以上に呼び込むための方法として、新野氏は「観光や物産、歴史などが全て分かるような拠点施設を作り、いろんな情報を収集してもらう」、三保氏は「四季の観光資源を多面的に活用し、農業や商業など他の産業とのコラボレーションが重要」とそれぞれ挙げた。