「開かれた市政」「スピードと実行」 木幡浩福島市長が初登庁

 
就任式で市職員らに訓示する木幡市長

 11月19日投開票の福島市長選で初当選した木幡浩市長(57)が8日、市役所に初登庁した。木幡市長は就任式で来春の中核市への移行や2020年の東京五輪、東北中央道の新区間開通などに触れ、「発展の舞台はそろった。『開かれた市政』と『スピードと実行』をモットーに市政に取り組む」と意気込みを示した。任期は同日から4年。

 市職員や支援者の出迎えを受けた木幡市長は花束を受けた後、市役所庁舎前での就任式に臨んだ。職員らを前に「私たちにとってかけがえのない福島を、市民、議会、職員と一丸となってつくっていきたい」と力強く語った。

 早急に観光対策も 木幡市長来社

 福島市の木幡浩市長は8日、就任あいさつのため福島民友新聞社を訪れた。

 木幡市長は「待機児童解消に最優先で取り組むほか、早急に観光対策もまとめたい」と今後の取り組みを示した上で、「風通しの良い職場づくりを進め、『開かれた市政』と『スピードと実行』をモットーに市政に当たりたい」と抱負を語った。