2氏が復興や学区再編など政策示す 南相馬市長選・公開討論会

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公開討論会に臨む桜井氏(左)と門馬氏

 任期満了に伴い11日告示、21日投開票で行われる南相馬市長選の立候補予定者2人による公開討論会が8日、同市で開かれ、復興や学区再編などの政策を示した。

 原町青年会議所の主催。参加したのはいずれも無所属で、3選を目指す現職の桜井勝延氏(62)と、新人で元市経済部長の市議門馬和夫氏(63)。原発事故後の除染で生じた基準値以下の除去土活用の是非や、旧避難区域の復興策などを○×形式や口頭で答えた。

 除去土の活用について、桜井氏は「安全性が確認できた除染土を早期に搬出し、仮置き場になっている農地を解放して農業や産業の再生を進めたい」と述べた。一方、門馬氏は「安全性が確認され、市民の理解を得ることが必要。除染土を市内に残すかどうか意見交換しなければならない」と活用には慎重な姿勢を示した。

 市内小中学校の学区再編については、桜井氏が「原発事故からの地域再生のさなかに拙速な再編はすべきではない」としたのに対し、門馬氏は「少人数学級では社会性や規範意識などを醸成するのは難しく、再編は必要だ」と主張が分かれた。