重点施策は「教育・子育て」 南相馬市長選・候補者アンケート

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 南相馬市長選は、いずれも無所属で、新人で元市経済部長の門馬和夫候補(63)と現職の桜井勝延候補(62)=2期=の2人が21日の投開票に向けて舌戦を繰り広げている。福島民友新聞社は両候補を対象にアンケートを行い、「重点施策」や「市の復興進捗(しんちょく)度」などを聞いた。(回答は上から下へ届け出順)

 「重点施策」について、両候補とも「教育・子育て」を挙げた。南相馬市の昨年10月1日現在の待機児童数は110人に上り、県内13市で福島市に次いで多く、子育て支援への有権者の関心は高い。南相馬市内で不足する小児、産科両医の人材確保も喫緊の課題となっている。

 門馬候補は「教育・子育ての環境改善で帰還が進み人口減少対策につながる」として家庭保育手当支給などを掲げる。桜井候補は「命と生活を守ることが生活の基軸」として、保育園と幼稚園の無料化継続や民間保育施設の保育士確保などを訴える。

 市長選の「争点」について、門馬候補は現市政の国や県との対立姿勢が復興を遅らせているとして、対話路線での行政運営を強調。桜井候補は「私にあるのは市の課題解決のみで争点はない」と回答した。

 「市の復興進捗度」の設問では、門馬候補は医療介護の人材不足を挙げ「60%」と答えた。桜井候補は大部分で避難指示が解除された小高区など旧避難区域の復興が残るとして「70%」と回答した。

■アンケートの設問
【問1】市政運営の基本姿勢
【問2】最大の争点
【問3】震災、原発事故からの復興の進捗(しんちょく)度は何%か
【問4】最重点で取り組むのは。〈1〉地域医療再生〈2〉産業振興〈3〉人口減少対策〈4〉教育・子育て―から選択
【問5】選択した理由
【問6】選択した課題解決への具体策