門馬氏「身引き締まる思い」 南相馬市長選、当選一夜明け

 
当選を伝える新聞に目を通す門馬氏(左)と妻和江さん

 南相馬市長選で初当選した門馬和夫氏(63)は投開票から一夜明けた22日、同市原町区の自宅で、選挙結果を報じた福島民友新聞に目を通すなどして、市政運営に向け気を引き締めた。

 門馬氏は22日午前2時30分ごろ就寝、同6時30分ごろ起床した。帰宅後や起床後は当選を祝福する電話やメールなどが相次ぎ、対応に追われた。

 門馬氏は報道陣の取材に対し「うれしさより身の引き締まる思いが強い。市民の身の回りの問題を一つずつ解決していきたい」と決意を語った。

 門馬氏に当選証書

 南相馬市長選で初当選した門馬和夫氏(63)への当選証書付与式が22日、南相馬市役所で行われた。大友章生市選管委員長が門馬氏に当選証書を手渡し「市の発展のため、豊かな経験と新鮮な感覚を生かし、市民一人一人を大事に、有権者の負託に応えてほしい」と述べた。門馬氏の任期は29日から4年。