手腕アピール焦点に新人2氏が訴え 「喜多方市長選」28日投票

 

 任期満了に伴う喜多方市長選は28日、投開票が行われる。いずれも無所属の新人で、元市部長の菅野康裕候補(62)と元県議の遠藤忠一候補(70)が27日、最後の遊説で支持を訴える。

 投票は28日に市内42カ所で行われる。受付時間は喜多方、塩川の両地区が午前7時~午後7時、熱塩加納、山都、高郷の3地区が午前7時~午後6時。開票は午後8時30分から押切川公園体育館で行われ、大勢判明は午後9時30分ごろとなる見通し。

 両候補とも現市政の流れを引き継ぐ考えを示し、子育て支援や働く場の確保などを中心に政策を訴えている。新人同士の選挙戦で明確な争点はなく、公約実現に向けた手腕をアピールできるかが焦点となる。

 菅野候補は27日、市内全域を遊説後、午後7時30分に関柴町上高額の選挙事務所で打ち上げ式を行う。

 遠藤候補は27日、市内全域を巡った後、午後7時30分に押切南の選挙事務所で打ち上げ式を行う。

 20日現在の有権者数は4万1095人(男性1万9439人、女性2万1656人)。