内堀知事の「県政運営」検証へ 連合と民進、社民県連が協議会

 

 任期満了に伴い今秋予定される知事選で、連合福島と民進、社民両党県連は今後の対応を検討するため、現職で1期目の内堀雅雄氏(53)の県政運営を検証する。22日、福島市で3者協議会を開き、方向性を確認した。

 連合福島の今野泰会長は今年1月の新春交歓会の席上、3者協議会の枠組みを重視した上で、内堀氏に再選出馬を要請する意向を表明。内堀氏の再選出馬を年頭に、3者が6月ごろまでにそれぞれ県政運営を検証し、出馬の要請や推薦などの対応を決める。

 前回知事選では、3者協に無所属県議を加えた「4者協」が選対組織の軸となり、内堀氏擁立、当選の流れをつくった。これらの経緯を踏まえて、検証を進める。

 また、来年夏に予定されている参院選に向けては、反自民勢力が結集できる候補者の擁立を目指す方針を確認した。