現・新3陣営が『臨戦態勢』 「福島県知事選」告示まで1週間

 

 任期満了に伴う知事選(11日告示、28日投開票)は4日、告示まで1週間となった。いずれも無所属で、再選を目指す現職の内堀雅雄氏(54)、新人で共産党県委員長の町田和史氏(41)、新人で白河市の自営業金山屯氏(78)の現新3氏が争う構図がほぼ固まり、各陣営は告示日に向けて臨戦態勢に入った。

 内堀氏は告示まで知事としての公務を優先させる考え。共産を除く各党や連合後援会、支援団体で構成する選対本部が組織的な選挙準備を進めている。4日にも公約を発表する見通し。

 1日に立候補を表明した町田氏は、共産党県委や県労連などでつくる「みんなで新しい県政をつくる会」を中心に支援態勢の構築を急ぐ。近日中に公約を発表する予定で、浸透を図る。

 金山氏は特定の政党や団体の支援を受けず、「子どもが古里に誇りを持てる県づくり」を訴える選挙戦を展開する方針