期日前投票立会人に会津大生起用へ 11日告示の知事選

 

 任期満了に伴い11日に告示される知事選で、会津若松市選挙管理委員会は初めて、期日前投票所の投票立会人に会津大生を起用する。

 若い世代に政治や選挙への関心を持ってもらうことが狙いで、日曜日の2日間、従来の区長に代わり1人ずつ会津大生が投票立会人を務める。

 期日前投票立会人は、投票に立ち会い、選挙が公正・適切に行われているかチェックすることが役割。投票所ごとに2人が立ち会うが、市栄町第2庁舎では、14日と21日の投票立会人2人のうち1人を会津大生が務める。

 市選管が9月に募集し、3人の応募から抽選で2人を選んだ。

 市選管の担当者は「選挙を身近に感じてもらいたい。学業に支障がない範囲であることが条件だが、拡大も検討していきたい」としている。