福島県知事選を前に小高産業技術高の３年生有志が２０日、南相馬市のヨークベニマル原町西店に設けられた期日前投票所で１票を投じた。

　県選管相双地方事務局が、有権者になった生徒たちに期日前投票とともに選挙啓発活動に協力してもらおうと企画。５人の生徒が参加し、初めて投票した後、買い物客に啓発グッズを配り、棄権防止を呼び掛けた。

　流通ビジネス科の生徒（１８）＝南相馬市＝は「選挙は大人だけのものと思っていたけれど、初めて投票して参加することが大事だと思った」と話した。