ふたば未来学園高生、政治参加へ意識高める 広野で模擬知事選

 

 28日投開票の知事選の実際の候補者に高校生が1票を投じる模擬知事選が25日、広野町のふたば未来学園高で行われ、生徒が政治参加への意識を高めた。

 県選管が県教委などの協力を受け、会津若松市の会津高と只見町の只見高に続き実施した。同校の1~3年生約350人が参加。生徒は実際の選挙公報や各候補が掲げる政策に理解を深めた上で模擬投票に臨んだ。

 双葉町出身でいわき市で避難生活を送る3年生の女子生徒(17)は「双葉郡を震災、原発事故前よりも発展させてくれる候補が知事になってほしい。投票の流れが分かったので、早く選挙権が欲しい」と話した。