「南相馬市議選」告示 18日投開票、現新24人立候補で選挙戦

 

 任期満了に伴う南相馬市議選は11日告示され、定数22に現職17、新人7の計24人が立候補を届け出た。東日本大震災と東京電力福島第1原発事故からの復興、生活再建支援の在り方などを焦点に18日の投開票に向け選挙戦を繰り広げている。

 今年1月に門馬和夫市長が就任してから初の市議選。12日に始まった期日前投票は17日まで市役所、鹿島、小高両区役所などで受け付けている。同市議選が通常の7日間の選挙日程で行われるのは震災後初めて。同市では原発事故に伴う住民避難を考慮し、2014(平成26)年の市長選と市議選、今年1月の市長選の計3回、告示から投票日前日までの選挙期間を10日間に延長していた。

 10日現在の有権者数は5万2866人(男性2万6172人、女性2万6694人)。