「立憲民主党福島県連」福島で設立総会 一致結束し党勢拡大へ

 
党勢拡大を目指し、気勢を上げる古市代表(左から3人目)ら

 立憲民主党県連は23日、福島市で設立総会を開き、政権交代の実現や本県の復興を目指し、一致結束して党勢拡大に取り組むことを誓った。古市三久代表は「政権打倒の中心的な役割は野党第1党の立憲民主党が果たさなければならない。国民の信頼を得る活動の先頭に立ちたい」と語った。

 約150人が出席。高橋秀樹幹事長が設立経過を報告、震災からの復興を最重点政策とする活動方針や役員体制などを説明し、了承された。来夏の参院選に向けては、国民民主、社民両党県連や無所属県議、連合福島とつくる「5者協議会」を軸に擁立するとした。

 総会では、党中央の福山哲郎幹事長が「県連に力添えをいただける。きょうをスタートに手を携え合っていきたい」とあいさつ。小林大也県知事政務秘書、増子輝彦国民民主党県連代表、紺野長人社民党県連代表、金子恵美衆院議員、今野泰連合福島会長が祝辞を述べた。最後に関係者が気勢を上げ、団結を確認した。

 県連は10月22日に設立。立憲民主党は47都道府県全てに県連組織の設立を目指しており、現在は本県を含め37都道府県で設立されている。