新人・佐川氏出馬意思固める 矢祭町長選、他にも立候補の動き

 

 来年4月29日の任期満了に伴う矢祭町長選で、新人で町議の会社役員佐川正一郎氏(67)が13日、無所属で立候補する意思を固めた。

 佐川氏は福島民友新聞社の取材に「人口減少を食い止め、新しい町づくりに全力で取り組みたい」と語った。佐川氏は矢祭町出身。富士短大卒。町議1期。町社会教育委員会議長などを務めている。

 同町長選を巡っては、ほかの町議にも立候補を模索する動きがあり、選挙戦になる可能性が高まっている。また、現職の古張允氏(77)=3期=は同日、今期限りの引退を正式に表明した。