来週にも水野氏に7月参院選「出馬要請」 国民民主党福島県連

 

 7月に予定されている参院選で、国民民主党県連は13日、福島選挙区(改選1)の党候補者として党県連筆頭副幹事長の水野さち子県議(56)=会津若松市選挙区=に出馬要請することを決めた。増子輝彦県連代表が来週以降、要請する。

 福島市で開かれた総務会で了承された。増子氏は会合後、「全員一致で決定された。(水野氏は)一定の政治キャリアがあり、震災対応も含め、統一候補として勝てる候補者の一人だと思っている」と語った。増子氏は9日、会津若松、伊達両市で開かれた会合で、水野氏に出馬要請する意向を示していた。

 国民県連は立憲民主、社民両党の県連と無所属議員、連合福島とともに組織する「5者協議会」で統一候補擁立を目指している。非自民系ではこのほか、マスコミ関係者の擁立を模索する動きもある。

 福島選挙区を巡っては、自民党が現職の森雅子氏(54)=2期、公明推薦=の公認を決定。共産党は新人で県委員会書記長の野口徹郎氏(43)が立候補を表明している。