元町長の新人・湯田氏が1466票当選 南会津町議選・戦いの跡

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開票作業が行われた会場

 21日投開票が行われた南会津町議選(定数16)は、新人で元町長の湯田芳博氏(68)が1466票で当選した。その影響などから現職が票を落とし、現職2人と元職1人が落選。前回トップ当選の現職が200票以上も減らす結果となった。

 元町長の出馬に緊張が走った。選挙期間中、各候補者は地元の票固めをはじめ、選挙カーによる地元以外での広報、街頭演説に奔走。湯田氏を除いた新人3人は引退議員の票田などを引継ぎ、当選を果たした。

 前回の町長選で大宅宗吉町長と戦った湯田氏の当選によって、議会運営への影響は必至だ。同町は人口減少対策や産業振興など直面する課題は多い。過去のしがらみに縛られることなく、町民目線の議会運営が望まれる。

 投票率は79・75%と前回の2015(平成27)年をわずかに下回った。落選した候補者は16人目の当選者と1票差。改めて一票の重さを実感する選挙となった。