福島市議選「期日前投票」受け付けできず システム障害が発生

 

 30日投開票の福島市議選で、市選管は24日、市内8カ所に開設した期日前投票所の有権者名簿を管理するシステムに障害が発生したと発表した。この日は期日前投票初日だったが、約2時間にわたって投票所で受け付けができなくなった。市選管によると、障害の原因は不明だが、同日午後5時すぎに復旧した。

 市選管によると、同日午後3時ごろ、市役所1階や各支所など8カ所全ての期日前投票所のシステムが停止した。有権者名簿を管理するサーバーと、投票所のパソコンをつなぐシステムに障害が生じ、その場で期日前投票の受け付けができなくなった。

 そのためシステムが復旧するまでの約2時間にわたり、各期日前投票所の職員が市選管に電話で有権者情報を確認。8カ所で計140人が投票できた一方、確認に時間がかかり、帰ってしまう有権者もいたという。市選管は「迷惑を掛け申し訳ない」と陳謝した。