前後氏に当選証書「豊かで明るいまちづくりを」 猪苗代町長選

 
当選書証を受ける前後氏(右)=猪苗代町

 猪苗代町長選と町議補選の当選者に対する当選証書付与式は24日、町役場で行われた。

 渡部栄一選管委員長が、23日に投開票が行われた町長選で3選を果たした前後公氏(77)に当選証書を手渡した。任期は26日から4年。

 また、18日に告示された町議補選で無投票当選した新人の渡部一登氏(34)と、元職の佐藤悦夫氏(67)にも当選証書が付与された。任期は23日から来年2月29日まで。渡部委員長は「町民が安心して暮らせる豊かで明るいまちづくりに尽力してほしい」と述べた。

 町長選は投票率最低66.46%

 23日に投開票が行われた猪苗代町長選の投票率は66.46%で、4年前の前回の66.83%を0.37ポイント下回り、過去最低となった。

 選管は「広報車や18歳の有権者への冊子の配布などで、投票を呼び掛けたが結び付かず残念。有権者に選挙への関心を持ってもらえるよう今後も啓発に努めたい」とした。

 期日前投票は3277人。当日有権者数は1万2011人、投票者は7983人。無効票150票だった。