ケーブル付け替えミスが原因 福島市議選・投票所システム障害

 

 30日投開票の福島市議選の期日前投票所でシステム障害が起きた問題で、市選管は25日、委託業者がハブケーブルの付け替え作業でミスしたことが原因と発表した。

 市選管によると、委託業者が24日、期日前投票所の準備中にハブケーブルの付け替え作業でミスし、市役所の選挙関係のシステムが停止した。そのため期日前投票所で有権者名簿を管理するシステムが使用できなくなったという。

 障害が解消されるまでの約2時間、期日前投票所で受け付けができず、投票に来たのに帰ってしまう有権者もいた。市選管は「委託業者に手順の確保を再確認するよう指導し、安定した運用を行う」とした。