新人・鈴木氏が立候補へ 鮫川村長選、32年ぶりの選挙戦か

 

 任期満了に伴い8月20日告示、同25日投開票で行われる鮫川村長選で、新人で元村役場総務課長の農業鈴木治男氏(67)が28日、無所属で立候補する意思を固めた。同村長選を巡っては、同じく新人の村議関根政雄氏(63)が立候補を表明しており、1987(昭和62)年以来、32年ぶりの選挙戦となる見通し。

 鈴木氏は福島民友新聞社の取材に「村の過疎化を食い止め、村が発展するための人材育成を行っていきたい」と語った。7月上旬に正式表明を予定している。

 鈴木氏は鮫川村出身。宇都宮大大学院修士課程修了。福島大小規模自治体研究所客員研究員。1972年に村役場に採用、企画調整課長などを歴任した。

 同村長選では、現職の大楽勝弘氏(72)=4期=が今期限りでの引退を表明している。