新人・平出氏が出馬表明 会津若松市長選、支援者ら承認

 

 任期満了に伴い28日告示、8月4日投票で行われる会津若松市長選で、新人で元県議会議長の平出孝朗氏(62)は4日、同市で開いた後援会役員会の席上、立候補を表明した。

 平出氏は「みんなの声を聞いて、市政を運営してほしいとの声があった。最後のチャンスを使って、新しいまちづくりに身を投じたい」と意欲を述べ、支援者らが承認した。5日に同市で記者会見を開き、改めて立候補を表明する。

 平出氏は会津若松市出身。会津高、立教大卒。衆院議員秘書を経て、会津若松市議2期、県議4期を務めた。自民党県連政調会長、同幹事長を歴任し、2013年から15年まで県議会議長に就いた。4年前の市長選では、県議会議長の職を辞して出馬を決めたが、体調不良のため断念した。

 今回の市長選には3選を目指す現職の室井照平氏(63)=2期=と、新人の市議阿部光正氏(69)が立候補を表明しており、3人による選挙戦となる可能性が高い。