除染の汚染土壌、搬出開始 郡山・東山霊園、2月下旬まで作業

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土壌を詰めた袋を車両に詰め込む作業員

 除染で発生する汚染土壌の中間貯蔵施設への輸送で環境省は31日までに、郡山市の本年度最終箇所となる同市田村町の東山霊園一時保管場所で搬出作業を開始した。

 市によると、今回輸送されるのは同市田村町の道路除染で発生し同保管場所にある土壌約2千立方メートル。2月下旬まで作業が行われる予定。初日は午前7時30分ごろから作業が始まり、10トンダンプ4台に土壌が積み込まれ、搬出された。

 市によると、本年度はこれまでに、根木屋小旧校舎跡地、富久山クリーンセンター、西田町土棚地区、旧豊田貯水池の各一時保管場からすでに計約4800立方メートルの土壌が搬出されている。

 新年度は市内で、中継地として市内4カ所に整備する積み込み場などから計4万6千立方メートルの土壌が搬出される見通し。