浪江町役場に放射線の「相談窓口」開設 福島県が不安解消目指す

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開設された窓口で相談を受ける担当者=1日午前、浪江町

 県は1日、浪江町役場に原発事故に伴う避難指示が解除された地域に帰還した住民の相談を受け付ける窓口を開設した。担当者が修繕で出た廃棄物などの放射線量や汚染の心配のある物の処分などについて相談を受けている。

 帰還に伴い発生する廃棄物や身の回りの放射線不安解消に向け、助言や関係機関の紹介などを行う。対象は原発事故に伴い避難指示が出た12市町村の住民や事業者で、廃棄物などに関する相談に応じる。

 開設初日の同日は、窓口に住民が訪れ、担当者に相談をしていた。相談受け付けは、月~金曜日(祝日を除く)の午前8時30分~午後5時15分。問い合わせは放射線不安相談窓口(電話080・2845・3905、電子メールinfo2@fukushima‐sanpai.jp)へ。