商業・交流ゾーン造成着手 来春開業へ、福島・楢葉の復興拠点

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商業・交流ゾーンの完成予想図

 楢葉町が北田地区の国道6号沿いに整備を進めている復興拠点「笑(えみ)ふるタウン」で、公設民営の商業施設と交流館を建設する「商業・交流ゾーン」の敷地造成工事安全祈願祭が1日までに、現地で行われた。町は夏までに施設の建設に入り、来春のオープンを目指す。

 造成面積は3.4ヘクタール。スーパーやホームセンター、飲食店、理容店、パン店、クリーニング店などが進出する見通し。出店調整が長引き、当初の予定より1年遅れで開業する。

 安全祈願祭で、松本幸英町長らがくわ入れし、工期中の無事故を願った。

 復興拠点には商業施設と交流館のほか、災害公営住宅を含む住宅団地が一体的に造られる。

 南側には県立大野病院付属ふたば復興診療所(ふたばリカーレ)と歯科医院があり、生活に必要な機能が集約されている。