原発事故の対応力強化 各国専門家がワークショップ、福島・三春
国際原子力機関(IAEA)の、原発事故などへの対応力強化を目的としたワークショップが15日、三春町の県環境創造センターで始まった。
各国の専門家が原子力災害が発生した場合を想定し、対応策を学んでいる。19日まで。
参加したのは、IAEA加盟国の中国や韓国、インドなど計12カ国から約20人。
原発事故から住民や周辺環境を守る方策を学ぶ講義のほか、大熊、楢葉両町での視察を予定している。
15日には、開会式典が行われ、環境創造センターの星一副所長が「ここは豊かな環境を取り戻すための拠点。ワークショップを通じて福島の今を実感し、風評被害払拭(ふっしょく)に協力してほしい」と述べた。