福島大、29日にウクライナで会合 知見生かし共同研究

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 福島大は、同大環境放射能研究所がウクライナの研究機関などと共にチェルノブイリ原発周辺で行う共同研究のスタートに合わせた会合を29日、ウクライナ・キエフで開催すると発表した。

 共同研究では、持続的な放射性物質のモニタリング体制の構築や、チェルノブイリ立ち入り禁止区域の再編のための科学的知見の提供など、福島で得られた知見を生かしウクライナへの支援活動を展開する。

 チェルノブイリ事故への対応で得られた知見を福島に生かすことも目的としている。

 同研究所の難波謙二所長と脇山義史講師が同大の定例記者会見で発表した。

 脇山講師は「ウクライナでは(チェルノブイリ事故の汚染地帯で)しばしば森林火災が発生し、火災に伴う放射性物質の飛散についての知見が蓄積されている。本県の森林火災対策を巡り、有意義な知見が得られると思う」と共同研究の意義を語った。