Jヴィレッジ復旧急ピッチ 復興のシンボル目指す

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整備が進められているグラウンドと建設が進む全天候型サッカー練習場

 来夏の一部再開、2019年4月の全面再開が計画されているJヴィレッジ(楢葉、広野町)で24日までに、報道陣向けの見学会が開かれ、復旧工事が急ピッチで進む現場が公開された。

 スタジアムには東電社員らの宿舎が建てられていたが、今年8月までに撤去され、原発作業員の駐車場などで使われたグラウンドは天然芝の張り替えが進む。

 全天候型サッカー練習場では、屋根を貼る作業が行われていた。

 上田栄治Jヴィレッジ副社長は「順調に復旧工事が進んでいる」と説明した上で「Jヴィレッジが復興のシンボルとして、またここに戻ってくる。地元の人からトップアスリートまで利用してもらい、それぞれの夢をかなえてほしい」と期待を込めた。