復興願う「希望の花火」 いわきで大震災犠牲者の追悼イベント

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遊歩道のろうそくと花火が幻想的な空間を演出した会場

 東日本大震災から7年の節目を迎えた11日、東日本大震災による犠牲者の追悼イベント「なこその希望プロジェクト2018~7年目の3・11」は、いわき市の小浜海岸で行われた。

 「希望の花火」と題して花火が打ち上げられ、来場者が復興を願った。

 同市のNPO法人「勿来まちづくりサポートセンター」の主催。震災以降、毎年3月11日に、津波の被害が大きかった市南部の海岸で実施している。

 真言宗智山派青年会による法要が行われ、震災が発生した午後2時46分に来場者が黙とうした。

 夜には海岸の遊歩道に電飾と紙コップに入った約千個のろうそくが置かれ、花火とともに幻想的な空間を演出した。