中間貯蔵施設、用地56%取得 福島・大熊と双葉

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 東京電力福島第1原発事故に伴う福島県内の除染で生じた土などを保管する中間貯蔵施設(大熊町、双葉町)について、4月末までに契約した用地面積は約904ヘクタールと全体面積1600ヘクタールの約56.5%に上り、民有地1270ヘクタールに対する割合では約71.2%と7割を超えた。環境省が発表した。

 同省によると、地権者2360人のうち契約済みは約61.4%の1449人。同省は用地取得と施設整備を同時並行で進めており、昨年10月に土を貯蔵する施設の一部が本格稼働した。