鎮魂の祈り 26日に流灯会、相馬・松川浦

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「震災を語り継いでいきたい」と話す立谷実行委員長(後列右)ら実行委メンバー

 東日本大震災の犠牲者や海上遭難者の霊を慰める流灯会(りゅうとうえ)が26日、相馬市の松川浦漁港で開かれる。鎮魂の祈りを込めた灯籠約650個を海面に流す。

 同市の津波被災者でつくる東部再起の会、東日本大震災佛故者慰霊流灯会の実行委の主催。2011(平成23)年から震災で亡くなった人の追悼と復興の願いを込めて開催しており、8回目を迎える。

 灯籠流しは午後6時から。真言宗僧侶による法要、豊山太鼓「千響」の供養演奏が行われ、花火を打ち上げる。同4時30分からはダーツなど子ども向けのイベントも行う。

 立谷幸一実行委員長は「震災被害を風化させないよう後世に伝えていきたい」と話した。

 灯籠流しの灯籠は1個500円で販売している。同市のヘアスタジオタチヤ、米本商店、理容ヤツダで受け付けている。当日受け付け可能。

 問い合わせは事務局のヘアスタジオタチヤ(電話0244・26・9707)へ。