技術実証フィールド整備へ 中間貯蔵施設の区域内

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 環境省は、県内の除染で出た汚染土壌を一時保管する中間貯蔵施設(大熊、双葉町)の区域内に、企業や研究機関が施設内の土壌や廃棄物を用いて処理や減容化、再生利用などの技術を開発する「技術実証フィールド(仮称)」を整備し、来年夏にも実証を始める。27日までに郡山市で開いた中間貯蔵施設環境安全委員会で方針を示した。

 敷地面積2ヘクタール程度の実証フィールドを大熊町側に整備し、複数の実証ヤードのほか、管理棟や分析室などを設置する。

 企業や大学、研究機関などを公募し、中間貯蔵施設区域内の実証フィールドで研究することで、より実用的な技術開発を進める。研究成果は施設運営や県外最終処分を見据えた減容化技術などに生かす。

 同省は今月下旬から技術実証を行う企業などを公募。来年1月以降に造成工事に入り、夏ごろの実証開始を目指す。双葉町側への実証拠点整備も検討している。