被災地での活動考える ソーシャルワーカー協会、いわきで大会

  このエントリーをはてなブックマークに追加 
基調講演する村田さん

 NPO法人日本ソーシャルワーカー協会(東京都、岡本民夫会長)の年次大会は25日、いわき市で開幕した。出席者は講演やシンポジウムなどを通し、被災地や国内外でのソーシャルワーク活動を考えている。

 東日本大震災の被災地の現状などを知ってもらおうと福島県で初開催。

 全国からソーシャルワーカーや福祉関係者、研究者など約80人が参加。同会副会長の保良昌徳さんが「新しい時代の協会の在り方を検討していきたい」とあいさつ。実行委員長の鎌田真理子医療創生大教授が「震災の体験などを何かに役立ててほしい」と述べた。

 基調講演では、西郷村教育委員の村田清さんが「ジェントルティーチングの理解と実践 やさしさ、温かさを支援の中心に」と題し、支え合う安全・安心なコミュニティーを築く必要性を語った。

 シンポジウムでは県内の福祉関係者らが「防災とソーシャルワーク」をテーマに、震災時の経験や現在について話し合った。分科会も開かれた。

 最終日の26日は総会が開かれるほか、大熊、双葉両町など原発事故被災地を訪問するツアーも予定されている。