東日本大震災3年1カ月特集
東日本大震災から1カ月後の2011(平成23)年4月にいわき市などを襲った震度6弱の余震から4月11日で3年を迎えた。余震により発生した同市田人地区の土砂崩れは4人の尊い命を奪い、道路や水道などのインフラにも大きな爪痕を残した。インフラは回復したが、大切な人を亡くした人の心の傷は癒えないままだ。3・11と東京電力福島第1原発事故の衝撃の大きさに隠れがちな「もう一つの震災」の今をみつめた。
【教訓を後世に】 出現した断層保存、いわきでイチョウ植樹
余震の教訓を後世に伝えるため住民によって植えられたイチョウ。手前には余震によって現れた井戸沢断層が・・・[続きを読む]
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