【温泉出続けるアパート】 「地盤沈下が怖い」心配する家主

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 4月11日の余震直後から、いわき市内郷高坂町のアパート敷地で温泉が湧き出ており、今も勢いが止まることなく出続けている。

 アパートの大家、我妻千恵さん(53)が余震翌日に水の流れる音に気付いた。アパートの土台部分の数カ所から流れており、現在は10本近くのパイプを通して排水している。毎日25メートルプール1杯分の温泉が流れているという。専門家は「地震に伴う断層の活動が原因の可能性がある」と指摘している。

 温度は27度ほどで、夏は孫たちの格好の水遊び場となっているが、我妻さんは「地盤沈下が怖い」と心配げだ。アパートの土台はひびが入ったり、やや陥没している所もある。結露によって湿気がたまり、アパートの天井が落ちたこともあるという。我妻さんは「温泉が出続けていると修理もできない」と話し、困惑している。

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