東日本大震災3年7カ月特集
東日本大震災から10月11日で3年7カ月を迎える。東京電力福島第1原発事故による農業への影響は現在も続いているが、今秋から県北地方特産の「あんぽ柿」の加工再開モデル地区が昨年の3倍に拡大されるなど、農業復興に向けた取り組みも広がっている。一方、中間貯蔵施設は来年1月の搬入開始が見通せないため、除染で出た汚染土壌などを一時保管する仮置き場について、環境省は「3年程度」としてきた設置期間を1年単位で延長を要請する方針を示した。ただ、期間延長について住民らの理解を得られるか先行きは不透明だ。
「あんぽ柿」産地復活へ 加工再開モデル地区、3倍に増加
東日本大震災から11日で3年7カ月を迎える。東京電力福島第1原発事故による農業への影響は現在も続・・・[続きを読む]
- 4年ぶり収穫を喜ぶ「一歩前進」 伊達市の農家・阿部さん
- 価格の維持、販路拡大が鍵 あんぽ柿出荷、2年目の課題
- 事故・犯罪の警戒強化を 「国道6号」全面開通、交流拡大
- 「仮置き場契約」期間延長要請へ 迫られる地権者との協議